Pivotal Labs 通信1
現在、サンフランシスコを拠点としているPivotal Labsに勤務中の
ジョニー @johnnymukai とひょんなことから、
NY〜東京間でペアプログラミングを2週間に1度行っています。
Ruby力高めたいので、個人的に凄くありがたい機会ではあるのですが、
その中で気付く点がかなりありますので、これを日本のみなさんにも
共有しておくべきではないかと思い立ちました。
ジョニーに交渉してみたところ、快諾してもらえましたので、
今後、定期的にブログに書いて行きたいと思います。
※英語で得た情報ですので、ニュアンス的に異なったことを
お伝えしてしまう可能性があります。その点ご了承下さい。
誤った理解をしないよう努力はしています。
まずは、遠隔地の人とペアプログラミング等でお互いの端末の画面を
共有したい場合、 Pivotal Labsで実際に使用しているツールをご紹介します。
join.me – Free Screen Sharing and Online Meetings
ユーザー登録が必要となりますが、専用のアプリをダウンロードすれば、
それ以降は無料で使うことが出来ます。(サイトにアクセスする度に、
有料プランへの案内が出ますが、必要がなければ、無視してOKです。)
アプリを起動させると下記の画面が表示されますので、
「share」のボタンを押します。
しばらくしますと、join.me/XXX-XXX-XXX のような感じで、
独自のアドレスが生成されますので、このアドレスを遠隔地の人へ通知し、
作業を進めて行きます。これを使うことで、NY〜東京という距離感でも
ストレスなく作業を進めて行けています。
(なお、会話はSkypeを使っています。)
仕事上、遠隔地と画面を共有する必要がある場合等に使ってみるのは
いかがでしょうか。Pivotal Labsは、サンフランシスコ以外にも、NYやコロラド、
シンガポール等に拠点があるそうなので、凄く重宝しているようです。
なお、最後にペアプログラミングにも触れておきたいと思います。
Pivotal Labsでは、基本的にペアプログラミングをしながら技術を学び、
作業を進めて行くとのことです。「技術書は読むの?」と聞いてみましたが、
あまり読まないとのこと。(ジョニーの主観が入っている可能性はありますので、
全員が読まないとは思えませんが。。)
例えば、JavaScriptに長けた人がいれば、その人がJavaScript初心者に
ペアプログラミングをしながら、持っている情報を共有して行くそうです。
日本では少ないアプローチかもしれませんが、最終的に必要となった工数を
考えると、初期段階ではペアプログラミングをしながらの作業でも十分な結果が
出るような気がします。品質も上がると思いますし、全体的な技術力アップにも
つながるかと思います。
忙し過ぎて、教育に時間が割けないことが多々ありますが、
結局は教育が一番大事な気がします。この方法を今の現場に適用してみるのも
良いかもしれませんね。